涅槃会と仏教の教えを理解する
2026/02/09
涅槃会(ねはんえ)とは
2月15日に営まれる仏教行事
涅槃会(ねはんえ)は、仏教における重要な年中行事の一つで、釈迦が涅槃に入られた日を偲ぶ法要です。
毎年2月15日に営まれることが多く、全国の寺院では涅槃図が掲げられ、仏の最期の姿と教えに思いを寄せる機会とされています。
「涅槃」とは、すべての煩悩や苦しみから解き放たれた安らかな境地を意味します。涅槃会は、釈迦の死を悼む行事というだけでなく、命の尊さや、今をどう生きるかを静かに見つめ直す大切な仏教行事です。
涅槃会が伝える、仏の教えと私たちの暮らし
涅槃会では、故人の冥福を祈るとともに、仏の教えにあらためて感謝の気持ちを向けます。
日々の生活の中では、忙しさに追われ、自分自身の心と向き合う時間を持つことは簡単ではありません。
涅槃会は、そうした日常の中で一度立ち止まり、ご先祖様や大切な方を想いながら、静かに手を合わせる大切な節目となります。手を合わせるひとときは、心を整え、穏やかな気持ちを取り戻す時間にもつながります。
ご家庭のお仏壇でできる涅槃会のお勤め
涅槃会は、お寺に参拝しなくても、ご家庭のお仏壇でお勤めいただけます。
特別な準備は必要ありませんが、次のようなことを心がけてみてはいかがでしょうか。
・お仏壇を丁寧にお掃除する
・お花やお供え物を整える
・お線香を供え、静かに手を合わせる
・故人やご先祖様への感謝を心に念じる
形式よりも、仏さまやご先祖様を想う「心」が何より大切です。
お仏壇は、日常の祈りを支える大切な場所
私たち仏壇店は、お仏壇を単なる仏具ではなく、ご家族と仏さま、ご先祖様をつなぐ場所だと考えています。
涅槃会のような仏教行事をきっかけに、日常の中で手を合わせる習慣を持つことは、心を落ち着かせ、暮らしに穏やかなリズムをもたらしてくれます。
現代の住まいに合わせたコンパクトなお仏壇や、リビングになじむデザインのお仏壇も増え、祈りはより身近なものになっています。
仏事やお仏壇のことは、お気軽にご相談ください
お仏壇での祈り方について分からないことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
それぞれのご家庭の暮らしに合った、無理のない祈りのかたちをご提案いたします。
涅槃会が、仏の教えと向き合い、心を静かに整える機会となれば幸いです。